ハロゲンフリーの製品を作るためにハロゲン分析をしよう

ハロゲンフリーの製品を作るためにハロゲン分析をしよう

男性

RoHs指令について

ハロゲン分析に関連するもので「RoHs指令」というものがあります。これは、人間や地球環境に悪影響を及ぼす物質を電気・電子製品に含ませる場合に、一定範囲内に収めるようとすることを目的としたものです。ヨーロッパ圏内で販売される電気・電子製品が対象です。なおこの指令の内容と同様のものがアメリカやタイ、中国や韓国でも施行されているようです。このようにハロゲン系物質について世界中が関心を持っていることが分かります。

RoHs指令で規制対象の物質

この指令で規制された物質は全部で6種類あります。「鉛」「水銀」「カドミウム」「6価クロム」「ポリ臭化ビフェニル」「ポリ臭化ジフェニルエーテル」が対象です。それぞれの物質の最大許容濃度は決まっていて、カドミウムが0.01wt%でそれ以外の物質が0.01wt%以下となります。なお、RoHs指令は2006年に施行されましたが、2013年から改正され「ヘキサブロモシクロドデカン」という物質を優先的に使用禁止にすべき物質であることを追加することが決定しました。

ハロゲンフリーについて

RoHs指令が施行されたことにより、ハロゲン系元素が含有している化合物を使用しない、いわゆる「ハロゲンフリー」の電気・電子製品を製造することが世界中で広まっています。人間や地球環境のためにも、ハロゲンフリーの製品を製造することが大前提であることを念頭に入れておきましょう。なお、日本国内では日本電子回路工業会(JPCA)によって、どういうものがハロゲンフリーなのか定義されています。

ハロゲンフリーの定義

ハロゲンフリーだと認定されるための条件としては「塩素と臭素の含有率がそれぞれ0.09wt%以下であること」「塩素と臭素を合わせた総含有量が0.15wt%以下であること」の2点を両方とも満たさないといけません。この条件を満たしているのかはひと目では分かりませんので、ハロゲン分析が必要不可欠です。この分析をする方法として「燃焼イオンクロマトグラフ」と呼ばれる手法があります。

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